法人設立シリーズ③ 「法人設立ワンストップサービス」を使ってすべての手続きが終了しました【完結編】 これがたらい回し? 日本年金機構とのやりとり #151

経営のヒント

最初の電話

法人設立ワンストップサービスのうち、法務局とは何度かやりとして登記が完了しました。その後、税務署、県税事務所及び筑後市役所は、何ら問題なく通りました。

残りは、日本年金機構でした

最初の電話は4月中旬に、日本年金機構福岡広域センターのMと名乗られた方からかかってきました。留守番電話でしたので、4月16日にこちらから折り返し電話しました。1回目は話し中でしたが、2回目の電話でMさんに繋がりました。

日本年金機構福岡広域センターとのやりとり

Mさんからは、「e-GOV(行政機関の電子申請サービス)から『健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届』を提出しないと受け付けられない。」とのこと。さらに、(とても短い)期限を切られました。

「えっ? ワンストップと名乗っているのに『ワンストップ』では終わらないのですか?」と言うも、「別途こちらの手続をしなくてはいけないと申請を受けられない。」そうです。

e-GOVの様式には、事業所整理記号と事業所番号を書かなくてはいけないのですが、まだその記号と番号がありません。まだ、ワンストップサービスが終了していないので当然です。

記号も番号もないため、e-GOVでの申請ではエラーになって終了しません。そこのことを、Mさんに電話したら、「そこに数字の『1』やカタカナの『ア』などを適当に入れて送信するよう。」指示がありました。

言われたとおり、適当に入力するも再度エラーに(当たり前のような気がするのですが…。)。

再度、その旨をMさんに電話したら、今度はe-GOVのサポートセンターに電話するよう指示されました。センターに電話して、「日本年金機構から言われたとおりに適当に数字とカタカナを入力したらエラーになります。」と伝えたところ、担当のKさんから、「適当に入れることはできません。」との回答でした(当たり前ですよね。)。

そのことをMさんに伝えようとするも、話し中の連続。6回目にやっと通じました。

Mさんにサポートセンターでの回答を伝えると、次は、日本年金機構ヘルプデスクに掛けるよう指示されました。こちらでは、担当のSさんから、「適当に入れることはできません。福岡広域センターにはダミーの記号と番号があるので、それを聞いて入力すれば良いはずです。」と教えてくれました。

そのことをMさんに伝えようとするも、話し中の連続。12回目にやっと通じました。

Mさんには、「ダミーの記号と番号を教えてください。」とお願いするも、このダミーは教えられないとの回答。「では、私はどうしたら良いのですか?」と聞くも、「他の方は『11』とか『アア』とか入れてこられますよ。」と言われます。「私は、他の方がどんな記号や番号を入力されたか知りません。」と言うと、やっとダミーと思われる記号と番号を教えてくれました(最初から教えてくれればいいのに…。)。

これで終わると思ったのも束の間でした。

最初に指示されたe-GOVから「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を電子申請し、その番号をMさんに伝えたら、「これではだめです。」との回答でした。

何がどうダメなのか分からない私は、「どうすればいいのですか?」と聞くも、また、e-GOVのサポートセンターに電話するよう指示されました。

肩を落としながら電話するも、担当のKさんから、「何が悪いのか分からないので、対応のしようがないです。」との回答でした(そうですよね。)。

そのことをMさんに伝えようとするも、17時30分を過ぎたからなのか、時間内に電話を掛けるようにとの(冷たい)メッセージが流れました…。

やっと完了

最終的には、紆余曲折しながら、どうにか自力でe-GOVから「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を通すことができました。

そして遂に、日本年金機構から処理完了のお知らせが届き、これですべての法人設立ワンストップサービスの手続が完了しました。

このサービス、「24時間で完了可能」という謳い文句でしたが、24日以上かかりました…。

次にやるべきことは、銀行口座の開設、個人事業の決算、法人への事業の引き継ぎ、法人事業の開始などです。

【編集後記】

昨日は、筑後市のコロナワクチン予約のスタートでした。午前9時から、高齢の母の予約をWebで済ませました。

そうこうしていたら、卓球センターのお客様が「何十回も電話しても繋がらない」との話でしたので、Web予約のお手伝いをいたしました。6人の予約がスムーズに終了。1人当たり5分程度です。簡単でした。皆さんから喜んでもらい、お役に立てて光栄です。

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