自分の欠点を指摘される気持ち良さ 事業の相談ができるアドバイザーを持ちましょう #122

経営のヒント

素直な心

私は器が小さい人間です。欠点を指摘されても素直に反省するどころか、反発してしまうことも多々あります。

その私が今、ゴルフのレッスンでは、いくつもの欠点を指摘されていますが、若い指導者(先生)の言葉を素直に受け入れています。

受容できる理由

理由はいくつかあると思いますが、1つは、その先生は、まずは相手(生徒)の長所を伝え、その後に短所を伝えられることです。だから、欠点の指摘を受け入れることができます。

次に、客観的な指導です。多くのプロゴルファーが使うトラックマン(レーダー弾道測定器)をお持ちで、1打1打のショットの結果が、項目ごとに正確に数値化されます。クラブの入射角から、ボールの飛距離まで、多数の項目のデータが瞬時に表示されます。

さらには、動画撮影していただきスロー再生を見せられることで、自分のスイングの欠点が丸裸にされます。客観性というのは、否定しようがありません。また、客観性というのは私自身、今まで仕事で重要視してきた判断材料ですから、否定できません。

次に、指導がとてもシンプルであることです。私を含めてアマチュアゴルファーは、肘がああだ、足の動きがどうだとか、こと細かにチェックポイントを作ってしまいます。私もそうです。

しかし、先生の指導はとても単純です。「細かいことは気にせず、素振りのように振りましょう。」です。もしかしたら、欠点が多すぎて、一度に指摘したら混乱しそうなので、1つ1つ潰していこうとお考えなのかもしれませんけど。

週1回のレッスンを1月下旬から開始しました。他の日は、独りで練習します。私のボールが上手く飛ばない理由は、はっきりいたしました。そして、その原因も理解できました。

レッスンを受ける前の私は、ミスの理由と原因が分からず、長年に渡って無駄な試行錯誤をしていたことが判明いたしました。

私の目標は、年内に70台で回ることですが、まだ、かなり遠いです。焦る気持ちがなくはありませんが、「急がば回れ」でがんばっております。

経営も同様

さて、皆様の事業もどうでしょうか。予定より受注が少ない、思ったより販売が伸びないというとき、自分だけの判断や考えで、無駄な施策を繰り返しているかもしれません。うまく行っているときでも、何かを見落としていることもあるかもしれません。

そのようなときは、第三者の目で見てもらい、意見を伺うのも成長のために役立つことと考えます。あなたにアドバイスしてくださる信頼できる人を(できれば複数)見つけておいてください。

【編集後記】

「欠点を知る」ためにお金を支払う。そして、そのことで、ストレスがとても減りました。未だ成績(スコア)には結びついていませんが、気持ちが良いとまで言えます。こう考えれば、私はストレスを減らすためにお金を払っていることになります。「霧が晴れていく」感覚とは、このようなものなのですね。

形のない「アドバイス」にお金を払う。もしも、無料で指導を受けていたとしたら、ここまで満足できていなかったかもしれません。

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