事業再構築補助金 第1回公募を振り返って~事業計画作成のアドバイス~を視聴しました #179

経営のヒント

新たな動画がアップ

事業再構築補助金の第1回公募の採択が公表され、2本目の公式動画がYouTubeにアップされました。1本目のときに、私が書いた記事は、次のとおりです。

前回は、事業再構築補助金の概要を再度周知した内容でしたが、今回は、その名のとおり、事業計画作成のアドバイス動画です。今後の申請の参考になることでしょう。

以下のとおり、ポイントを拾い上げました。20分余りの動画なので、申請される方は一度ご視聴ください。

事業計画の策定

  • 現状を言葉にする。理想像を組み立てる(言語化・抽象化)。
  • 理想と現状の差分が課題であり、そこを埋めるアクションが戦略となる。
  • 改めて、戦略を言葉にしてみる(新製品・サービス、それを支える技術、それによる生まれる顧客)。
  • 新たな製品・サービスは、従来との違い、なぜそれを選んだか。
  • 確かな技術は、何があるからできるのか、自分の強みを活かしているか。
  • 顧客規模は、新しい顧客はどのくらいいるか、必要な投資に見合っているか。
  • 事業計画書のどこにキーワードがあるか、審査員は探しながら読んでいる。

事業計画作成のポイント

  • 今までどういう事業をやっていて、新事業で何をするのかを明確にしてほしい。
  • なぜ、その事業を選択したのか。
  • 今までの事業がいかに大変かを永遠に書いているものがある。
  • 顧客規模が分からないため投資対効果が測れない事業計画が8割程度あった。顧客規模は明確に!
  • 具体的なものを抽象化し、コンセプトにして事業計画を書く。抽象化した言語のまま、課題と戦略を説明する必要がある。
  • 骨組みを先に作る。

「事業再構築指針の手引き」が難しい?

  • 手引きには、考えるヒントがあり、そこのルールをパスするように努力すると理想に近い事業計画となる。
  • 事業再構築の類型により採択率が変わることはない。どれでもいっしょである。
  • (以下、事業再構築の類型と要件について具体的な説明あり。)

まとめ

2~5回目の公募の採択率が、1回目(一般30%)より極端に上がるとは思えません。また、1回目の公募で採択されなかった事業者の方々がこの解説動画を視聴して、事業計画書をブラッシュアップして再度臨んで来られるでしょう。

何せ、補助額が大きいので、そんなに簡単に諦められないでしょうね。認定経営革新等支援機関を代えてくることも考えられます。

そのため、2回目以降も熾烈な競争になるかもしれません。

【編集後記】

昨日、中体連八女地区大会(卓球の部)において、ウチの卓球クラブの子(中2女子)がシングルスで優勝したとの連絡が入りました。次は筑後地区大会。ここで勝たないと福岡県大会に行けませんので、八女地区大会は予選の予選みたいなものです。それでも、1番(優勝)になるのは、凄いことです。おめでとう!

昨夜もジュニアの指導がありましたので、祝杯を挙げられなくて残念でした。

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