最初の訪問
2021年4月26日(月)、地元の福岡銀行筑後支店に出向き、銀行のサイトに掲載されていた書類を持参して法人口座の開設をお願いしました。
私の場合に必要な書類は、次のとおりでした。
- 法人の履歴事項全部証明書(発効後3か月以内のもの)
- 法人の印鑑証明書(発効後3か月以内のもの)
- 取引担当者(来店者)の公的な本人確認資料
- 事業内容がわかる資料(決算書、契約書、受注書、請求書、会社案内等)
決算書は去年の分でしたが、その他に今年3月分までの収入金額を聞かれました。準備していて良かったです。
これらの書類の確認が済んだら、次は、「取引時確認事項報告書」と「口座開設依頼書」に必要事項を記載するよう指示がありました。これを提出したところ、「審査には2~3週間かかります。」と言われました。個人とは違い法人は、直ぐには開設できないとは聞いていたところです。
電話連絡
5月14日(金)に電話があり、「審査を通過したので、出向いてほしい。」との電話がありました。すぐに、銀行へ。
あとは、個人と同様、いくらかのお金を預けて通帳が作成されます。
ネットバンキング
私が福岡銀行を選んだのは、規模が大きいからではありません。ネットバンキングが気に入っていたからです。
私は、福岡銀行の他、西日本シティ銀行と筑邦銀行にも口座を持ち、ネットバンキングを使用しています。
いずれも、ネットバンキングとしては甲乙つけがたいのですが、唯一、福岡銀行には「メモ」機能があるのです。1つ1つの取引に短いメモを記録することができ、物忘れが多い私にとっては、貴重な機能です。振込や引落しは相手が表示されますが、現金の出入りは通帳には何も記載されません。そのため、後から、「(これ、何の入金(出金)だったっけ?)」となることがよくあります。
通帳に書けばよいのですが、普段は、ネットバンキングしか使っていないため、わざわざ出向かないと通帳に印字されていません。そこで、このメモ機能を使って、後から分かるようにしています。
口座開設後、次は、ネットバンキングの申し込みです。面談ブースで個別に申し込んでまいりました。
利用料金
法人の場合、ネットバンキングを利用するには料金がかかります(個人は無料)。福岡銀行は、月額1,430円(税込)です。
私はクラウド会計を使っています。銀行取引を連携して自動で取り込むには、ネットバンキングを契約する必要があります。月額料金を支払っても、手間暇が削減されることを考えれば安いものです。これを利用されていない方は、通帳から会計ソフトに手入力されていますが、入力ミスがないようにチェックする時間も含めるとたいへんだなぁと思ってしまいます。
なお、後で電話がかかってきて、開設から6か月は、これが無料になるとのことでした。
【編集後記】
今朝のニュースで、「日本郵便 6万7000人分以上の顧客の個人情報を紛失」というのがありました。
しかし、よく内容を確認すると、10年の廃棄期限前に書類を廃棄したもののようです。これは、「誤廃棄」であって「紛失」ではないのでは? 「紛失」の一般的なイメージは、どこにいったのか分からない、無くしたというものです。
マスコミは、悪く悪く言おうとします。売りたい、視聴率を上げたいという気持ちは分かりますが、「正確な表現」「公平な対応」もマスコミの使命ではないかと考えています。
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