外部専門委員に採用
ある資格を有していることから7月下旬、「〇〇補助金の外部専門委員に応募しませんか?」というメールが届きました。
その資格以外に、中小企業診断士と税理士の資格を保有していることをアピールして、エントリーしました。先方からは、それぞれ所属する団体のことを聞かれましたので、福岡県中小企業診断士協会と九州北部税理士会(申請中)と返事し、しばらくして採用の通知をいただきました。
補助金に関する仕事をする資格は、第1には中小企業診断士でしょうし、第2には税理士でしょう。ちょうど、ぴったりの資格を持っていたので、委員に選んでいただいたのではないかと考えています。
事前準備
外部専門委員は、提出された補助金の申請について、採点・評価をします。
まずは、この補助金の目的や性格を理解し、公募要領を隅から隅まで読み込むことが重要です。誤った採点や評価をすれば、応募者にも事務局にも迷惑をかけることになります。何度も読み込み、十分に理解した上で審査のスタートです。
結果的には、ここが一番重要で、最も時間を掛けたところです。
メールとクラウド
通常期であれば、補助金の審査は、専門委員(中小企業診断士が多い)が集まって行いますが、今回は、コロナの影響で、すべて、メールとクラウドを使って在宅(事務所)で行いました。
そのため、時間的には余裕が生まれました。人に合わせる必要がなく、通勤も不要。夜でも土日でも好きな時間帯に処理できました。
実務作業
業務は1週間で200件弱の審査を行わなければなりませんでした。事務局からは、申請が予想以上に多かったとの連絡と期限先延ばしの連絡が来ます。
当初は8月下旬に行う予定でしたが、9月中旬にずれ込みました。
しかし、無事期限内に納品いたしました。
そして、その報酬が先月末に振り込まれ、この仕事は無事完結いたしました。
2次募集の際にも依頼したいというありがたいメールも届きました。1度やった審査ですので、事前の勉強が少なくて済みます。
キャリアアップ
補助金は、申請したことはあっても、審査は初めてです。審査の流れや申請のポイントみたいなことが良く分かり、今後の申請にも役立ちそうです。収入を得たこと以外に、自分のキャリアアップに繋がり、ホント、有り難いお仕事でした。診断士協会からも審査の仕事の案内が来ていましたが、今までは、経験(自信)が無いことから今までは応募しておりませんでした。しかし、これで自信が付きましたので、スケジュールさえ合えば応募してみたいと思います。
【編集後記】
女房からは、「新手の詐欺じゃないの?」と疑われました。
確かに、公務員を退職した直後のタイミングの良い仕事の依頼です。私は、「運がいい」ことを自認してはいますが、あまりにも好条件の仕事です。
実は、報酬が振り込まれるまでは、少し心配しておりました。(^^;
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