税理士事務所を開設すると営業の電話への対応で相当時間を取られるという噂

自分語り

税理士登録

税理士は、税理士会に登録しないとなれません。「あれっ? 税理士試験に合格すればなれるのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、税理士試験の合格とは、税理士となる資格を取得しただけで、税理士になれた訳ではありませんし、当然、業務もできません。以下、税理士法です。

(登録)第十八条 税理士となる資格を有する者が、税理士となるには、税理士名簿に、財務省令で定めるところにより、氏名、生年月日、事務所の名称及び所在地その他の事項の登録を受けなければならない。

(税理士名簿)第十九条 税理士名簿は、日本税理士会連合会に備える。

福岡県の税理士は、日本税理士会の一員である、九州北部税理士会に所属しています。

税理士会への入会

7月10日に税務署を退職し、晴れて自由の身となった私は、同月16日に税理士会へ登録の申請をし、8月26日に無事登録を済ませました。そして、9月1日に福岡市博多区にある税理士会館において入会式に臨みました。

九州北部税理士会では会員向けの会報が発行され、その9月25日号の「会員の異動」欄に私たち新規登録者の顔写真とともに、住所、電話番号などが掲示(公表)されます。

なお、会のホームページに私の事務所の住所・氏名の情報が掲載されたのは、今月に入ってからです。

私の電話番号

私は、ホームページに電話を載せておりません。自分の運営スタイルから、ネットを使える方でないと契約する予定がないからです。また、多くのクライアントを獲得するつもりもないからです。

また、電話番号も、今まで使っていたものをプライベート専用とし、ビジネス用に新たに「050」から始まる番号を取得しました。したがって、昔からの私の知人も、ビジネス用の番号はご存じありません。

そのため、本日現在で私の電話番号「050~」を知る方は、①税理士会会報を見た方、②私から挨拶状を出した方、③名刺を交換した方、④①~③の方から情報を入手した方、⑤最近税理士会のホームページを閲覧した方に絞られます。

営業攻勢

税理士事務所を開設すると営業の電話への対応で相当時間を取られるという噂を聞いておりました。今後、開業される方の参考のために、私への営業を教えておきます。参考にされてください。

なお、どのような所からかと言いますが、税理士紹介サービス、財務会計システムのベンダー、事務用品、生命保険、出版社などでした。

電話の着信履歴を見ますと、営業の攻勢が始まったのは、9月18日の税理士紹介サービス会社からです。以後、昨日までに掛かってきた電話の数は次のとおりです。

  • 日付 件数
  • 9/18 1
  • 9/19(土)
  • 9/20(日)
  • 9/21
  • 9/22
  • 9/23 4
  • 9/24 4
  • 9/25 1
  • 9/26(土)
  • 9/27(日)
  • 9/28 3
  • 9/29 3
  • 9/30 4
  • 10/1 1
  • 10/2 3
  • 10/3 1(土)
  • 10/4(日)
  • 10/5 2
  • 10/6 4
  • 10/7
  • 10/8 2
  • 10/9 3
  • 10/10(土)
  • 10/11(日)
  • 10/12 2
  • 10/13 2
  • 10/14 1
  • 10/15 1
  • 10/16 3
  • 10/17(土)
  • 10/18(日)
  • 10/19
  • 10/20
  • 10/21 2

2か月で47件ですね。土日は、少ないです。今週、やっと収まったと思ったら、昨日は2件でした。

これらの電話の共通点を言えば、伝言を残されないことです。私は、電話を掛けて留守番電話のメッセージが出たら、必ず名乗り、要件をお伝えしています。これが、礼儀だと思うのですが、世の中はそうではないのでしょうか? 「電話を掛けて番号残したんだから掛けて来い」ですか? まさかね。

おそらく私の電話番号の情報は、時期的に考えれば、営業担当者が懇意にされている税理士から会報の情報を得られておられるのでしょう。情報料は、有料か無料かは存じ上げませんけど。

この他、アポ無しでの訪問が2件ありました。遠くから来られてお断りして気の毒でした。私は、田舎に事務所を構えましたが、街中に事務所を抱えてある方は、アポ無し営業がたくさんあったのではと推察しています。

私のスタンス

私は9月28日のブログの編集後記で、次のように書きました。

先輩方から「税理士事務所を開設すると営業がすごいよ」と聞いておりました。実際に、私のスマホに毎日いくつもの着信が入ります。いきなり営業に来られた方もいらっしゃいます。申し訳ございません。せっかくですが私は、以前から、いろいろと研究をしておりまして、何を購入するか、どこと契約するかは決めておりました。私に営業をかけられても時間がもったいないだけです。他の方にエネルギーを注がれることをお勧めします。ホームページに電話番号を掲載していない理由の一つも、そのためです。

私は、営業する前に、相手先のホームページを確認するのは普通と思っていましたが、そうでもないのですね。私は、しておりますけど。

税理士(他の士業を含む)のホームページ所有率は、他の業界に比べて極端に低いので、開設してなんかいないだろうと思われているのかもしれません。

改めて、お伝えします。上記のとおりですので、私に営業されても結果がでません。別の方にエネルギーを注ぎください。

現職のころから営業が

営業のうち、財務会計システムのベンダーからは、現職のころから営業を受けていました。先輩税理士から、「今年は誰が退職するのか」「そのうち税理士を開業しそうなのは誰なのか」という情報を入手されているそうです。

唯一お相手した営業担当者

私のホームページには「お問い合わせ」という画面を用意しています。そこから営業が1件ありました。世のホームページの「問い合わせ」には、「営業お断り」とされているページもありますが、私は、そこまではしておりません。

ある(有名な)出版社から、「出版をしないか」という営業です。「そのような知識も能力もない」と、もったいなくも有り難いお話しでしたけどお断りいたしました。

唯一お相手した理由は、私のホームページを一通り見られて、私のスタンスなどを理解した上での営業だったからです。このように誠意を持って対応されて来られた方を無下に断ることはできません。

まとめ

新規開業される方へ。噂は本当でした。営業を受けたくなければ、何らかの対策をしておいてください。私のように、開業以前に研究し、ある程度方針を固めておくことは有効だと考えています。

営業を受けたい方、話し相手が欲しい方は、楽しみにされておいてください。

【編集後記】

私の長男と長女も営業担当なので、営業の方が大変だろうだということは承知しているつもりです。

でも、営業の極意の一つは、相手に見込みが有るか無いかを早めに見極めることです。見込みの無い相手はさっさと切り、見込みがある相手に時間をかけるべきです。営業能力の高い方は、それをされています。検討をお祈りいたします。

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