ごあいさつ
2020年9月1日、筑後市で、税理士・中小企業診断士事務所を開設いたしました、田中と申します。事務員もいない、ソロ税理士(私の造語)です。
20年ほど前に取得した税理士の資格ですが、10年ほど前までは、本気で税理士でやろうとは考えていませんでした。しかし、その後の行動(内容はいつか書く予定です。)が私の生き方を一変させました。私は、人生の計画は、いつでも、何回でも上書きして構わないと考えています。
創業に当たって
さて、創業のために、事業計画書を作成しました。中小企業診断士としては、これが作れないと致命的ですし、診断士だからこそ事業計画書の重要性を十分に認識しています。
国税局に在職中の2年程前から、休日に少しずつ書き足して、最終的にはA4で24ページもの大作(笑)ができました。
なお、これを作る過程で、1か月ごとの収入と支出を見積もった60か月(5年)分の資金繰り表(キャッシュフロー:A3で5枚)も作成しています。見積りが正しかったのかどうか、5年後に見返すことを楽しみにしています。
この2つの書類は、「筑後市創業者支援補助金」の申請と日本政策金融公庫への融資申込みに使いました。前者では認定支援機関である筑後商工会議所、後者では公庫の担当者の方に見ていただきましたが、一か所の訂正も入りませんでしたので自信が付きました。
経営理念
創業する、また、事業計画書を作成する上で不可欠なのが、経営理念(経営の目的)です。診断士受験のためのテキストもここからスタートしておりました。
私はこれを「成長を支援する」といたしました。成長に向かって進む方のお手伝いをしたいというものです。ついでに、私も成長したいと思います。私は現在60歳で、昔のイメージでは隠居して、縁側でお茶をすすっているイメージです。
でも、人は成長を望まないようになった時に初めて老いが始まると、私は考えています。
成長を望む方のそれを支援する。そう決めたのは、自分の性格にピッタリだと判断したからです。私は、20年近く、小中学生にボランティアで卓球を指導してきて、現在も進行中です。彼らの成長を目の当たりにすることで、私は至福の幸福感が得られます。だからこそ続けてこられたのでしょう。私は、他人の幸福のお手伝いをすることに喜びを感じタイプです。言葉を換えれば、自分の幸福のために他人の成長を支援するとも言えるかもしれませんが。
自分の進むべき道がブレないよう、次のとおりビジョン(望ましい未来像)、ミッション(果たすべき使命)、バリュー(行動指針)を定めました。もちろんこれも、いつか上書きされるかもしれません。
ビジョン(望ましい未来像)
- 10件以内に限定したクライアントの、永続的な成長を目指す。
- 同じ志を持った仲間を増やすことで、社会に貢献する。
ミッション(果たすべき使命)
- クライアントに事業への満足と、人生の豊かさを感じていただく。
- 経理の自動化により、記帳を、「面倒くさい」から「楽しい」に。
- 自分が積み重ねた経験や知識、士業としてのノウハウを、仲間に伝承する。
バリュー(行動指針)
- 誠意を持って行動する。
- 感謝を忘れない。
- 今まで受けた恩、そしてこれから受ける恩を他の人に送る(恩送り)。
- 常に学び、自分自身の能力を向上させ続ける。
- 情報を発信し続ける。
私のクライアントになっていただきたい方
私の経営理念や知識(資格)を考えると、「経理を効率化して本業に力を入れたい」方とお付き合いしたいという希望を持っています。特に、創業したい個人事業主やフリーランスの方には、お役に立てるのではないかと自負しています。
また、単に経理や税金の計算のためだけに雇われるではなく、共に経営について語り合いたいという希望があります。そのため、毎月、クライアント先を訪問します。コロナ禍の中、zoomなどを使ったリモートでの面談も差し支えありませんが、経営のことを考える場合、「現場」で面談しないと答えが見つかりにくいと考えています。
私は最初に、クラウド会計ソフト(具体的にはfreeeとマネーフォワード)を使って、経理を効率化していただきます。実際に両ソフトを使っておりますが、IT(AIを含む)の力であっけなく済む記帳を体感しております。「面倒くさい」が「楽しい」に変わります! 特に、不動産貸付業の方は、クラウド会計ソフトと相性が抜群ですので、記帳の手間があまりかかりません。
「こんなに便利なモノが世の中にあるのに、なぜ使わないのだろう?」と不思議に思っております。例えるならば、クラウド会計ソフトは、QRコードを読み取ってホームページに辿り着く(帳簿が作成されていく)という感じです。もちろん、手作業で検索して探したり、長いURL(「http://」から始まるやつです)を間違えないよう慎重に入力しても同じところに到達できるのですが、私は、より正確かつ簡単に使えるツール(道具)があれば、そちらを選択するタイプです。
※ここで言う「クラウド会計ソフト」とは、ソフトもデータも自分のパソコンには入れないで使用するものを指します。そのため、場所もデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)も選ばずに作業ができます。一般的に、インターネットからソフトをダウンロードして使う場合は、そのデバイスでしか使用できません。なお、私のクライアントは、主としてスマホをご利用なさっておられます。
ビジョンには、「10件以内に限定したクライアント」と記しました。
私は、ソロで活動しますので、多くのクライアントを抱えることは事実上困難です。税理士としての業務の他、中小企業診断士としての業務も同時に行うことから、1名(社)のクライアントに掛ける時間が多くなるからです。そのクライアントに掛ける日数を、仮に毎月2日間とすると、その他の業務もありますので、最大10名(社)の方としか契約できません。その計算から、この数字をはじき出しました。私のお節介スタイルで業務を行うには、それが限界です。
【編集後記】
ホームページは、HTMLを勉強して20年程前から作っていました。当時は、卓球チームの募集のためです。当時住んでいたのが都市部(福岡市内)のせいか、「ホームページを見て来ました。」という新規入会が多かったですね。
2年前、父が筑後卓球センターを立ち上げた際には、Jimdoで作成しました。
今回、このページは、Wordpressを使っています。この20年の間に、こんなに便利なモノができたことに驚きを感じます。しかも、無料ですし。ブロックで入力するスタイルは、Jimdoで経験しておりましたので、助かりました。まだ覚えたてなので、ぎこちない内容となるかもしれませんが、とりあえず1歩、スタートできたことは、自信につながります。
可能な限り、世の中の誰かの役に立つような内容をアップしてまいります。
〈昨日の健康〉
早朝ランニング 10.01km(1:06:18)
[昨日の感謝]
急なお願いにもかかわらず、先輩税理士がzoom飲み会に応じていただき、税理士業務のアドバイスをしてくださいました。疑問点が解消され、助かりました。(感謝!)
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