最後の勤務地長崎
公務員生活最後の勤務地は、長崎税務署でした。2019年7月10日に辞令をいただいた後、初めて長崎駅に着いた私は、本屋さんで長崎市街地の地図を購入しました。
ウォーキングやジョギングは、好きな方です。夜のお付き合いが多いポストにいましたので、朝になるべく運動しようと、徒歩1時間かかる通勤を、さらに遠回りして1時間半~2時間かけて通勤していました。
ただ歩くだけでは退屈なので、先ほどの地図を持ち歩き、歩いた道路にマーカーを塗ります。そうすると、次はここを制覇しようと意欲が沸いてきます。
平地は完歩し(塗りつぶし)ましたので、その次は、山の上の方まで歩きました。
ウォーキングは、いろんな発見があって楽しいものです。また、部下の話の中で出てくる地名や建物が頭の中で映像になって現れますから、仕事にも役立ちました。
観光の街長崎の町並みや風景を観察しながら歩いていると、気付いたことがあります。
気付いたこと
- 路上のごみ回収ボックスが折り畳める。
- 車が入れない坂道は、人力でごみを回収している。
- 横断歩道で車が止まってくれる。
- 路面電車も止まってくれる。
- 石畳、階段、川底、壁などにたくさんの石が使われている。長崎は「石の街」である。
- 少し坂を登るだけで、空き家が相当目立つ。
- 少し坂を登ると、野良猫がうようよいる。
- 玄関が2階、という家がある。
- 長崎東高校の近くで、喉が渇いたのでコンビニに入ったら、そこはマンションの屋上だったことに驚いた。
- 長崎市役所別館前の300kgの丸い石が、くるくる回っている。
- 階段に白い線が引かれている。
- 朝から、街中をジョギングしている人が多い。
- 上半身裸で、後ろ向きに走っている人を見た。
- ハートストーンがあちらこちらに点在している。
- 路線バスが多い。
- 回送中のバスが多い。
- 回送中のバスが、謝罪している。「回送中です。お急ぎのところ、申し訳ありません」とバスの電光掲示板に表示されている。
- バスがビュンビュン飛ばす。
- 「VIVACITY」の名が付いたマンションがたくさんある。
- 歩道橋が多い。
- 信号が変わるのに時間がかかる。
- 車の数が少ない。
- 車が線路の上を走っている(出島の南側)。
- 中央橋交差点(6差路)での、信号機による車の流し方が秀逸である。
- 町の数がものすごく多い。(長崎市ホームページで調べたら478町)
- ナンバーが5桁の原動機付自転車が走っている。
- 自転車が少ないので、歩道が安全である。
埋もれた観光資源
1の「ごみ回収ボックス」は、他の市町村に営業すれば売れるのでは?と思っています。
この中で、3と4は、福岡から転勤してきた者は皆驚きます。福岡では止まってくれませんから。福岡から遊びに来た娘(社会人)もびっくりしていました。
そのことを長崎在住の皆さん方に伝えても、反応が鈍いのです。地元の方にとっては当たりまえだからなのでしょう。
私は、「これは観光資源になる。」とまで思っています。新地中華街の電停からバスターミナルの間の、コンビニ前の信号のない横断歩道で、車だけではなく路面電車までが止まってくれる動画をSNSにアップしたら、それを見るために長崎観光に来てくださるお客様がいると、私は確信しています。
ただ、観光客が、面白がって、その横断歩道で何度も車や路面電車を止められると迷惑ですので、お止めくださいね。
【編集後記】
長崎は、人も優しく、温かみがある都市です。良かったら、GO TO トラベルを使って旅行に行かれてください。前述の、ハートストーン探しの旅も楽しそうです(眼鏡橋近くのハートストーンは特に有名です。)。
[昨日の健康]
夕方ランニング 4.6km(30:51)
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