もう要らないのでは、「レジ袋は要りますか?」の問い掛け

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レジ袋の有料化から3か月

2020年7月1日よりスタートしたプラスチック製買い物袋の有料化ですが、3か月以上経った今、相当定着していると感じています。はっきりした指標は見つけられませんでしたが、様々な情報から推測すると、辞退率はおそらく80%以上になっているのではないでしょうか。

問い掛けの廃止

例えば、辞退率が80%として、5人に4人は「不要」としているのですから、もうそろそろ「レジ袋は要りますか?」の問い掛けは止めていいのではないか、と私は考えています。店員さんも面倒だろうし、虚しいだろうし、こちらもいちいち「要りません。」と答えなくてはならないし。5人に1人のために、5人に4人が迷惑する計算です。

どこかの大手が「問い掛けは止めますので、必要な方はお申し出ください。」とやり始めてもらえれば、一気に進むのではないでしょうか。

「聞かれなかった」と文句を言う人もいるかと思いますが、他の物でしたら、「●●は要りますか?」と聞かれなかったと文は言わないでしょう。ハンバーガー屋さんみたいに「ポテトもいかがですか?」と言うのは、店側が積極的に売りたい(利幅が大きい)商品だからです。レジ袋は、事業者が積極的に売りたい商品とは思えませんが、買って欲しいと強く願ってあるのなら、話は違います。

西日本新聞への投稿

8月11日に西日本新聞に投稿された記事があります。「レジ袋代の使い道知りたい」というテーマでした。何か誤解されている記事ではないかと思いました。レジ袋の有料化は、単なるレジ袋の販売が義務付けられただけです。もしかしたら、税金か何かと勘違いされているのかもしれません。

事業者は、1円未満にならない値段でしたら、他の商品同様に自由に価格を設定してよいのです。例えば、1枚3円でレジ袋業者から購入したものを、2円で売ろうが5円で売ろうが自由です。また、法の趣旨に反しない限り、その売上を何に使おうかも自由です。

まとめ

なぜ有料化になったのか、その趣旨を理解しましょう。

レジ袋は、事業者が販売する商品です。

もっと詳しく知りたい方は、経済産業省のガイドラインをご覧ください。

【編集後記】

福岡ではメジャーなスーパー「サニー」。レジ袋有料化は随分前から取り組んでいます。過去には、文句を言うお客さんもいたかもしれませんが、企業の理念として取り組んで来られたのでしょう。立派なSDGsへの取組みです。私は、「エライなぁ」と思っていて、なるべく「サニー」を使うようにしてきました。

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