レジには無料の「Airレジ」 予約にも無料の「Airリザーブ」がお得です #198

経営のヒント

Airビジネスツールズ

株式会社リクルートが提供する、中小企業向けの業務・経営支援サービスには、無料版と有料版があります。ビジョンは、「商うを、自由に。」だそうです。使用例などは、このYouTubeをご覧ください。

  • Airレジ   会計/POS
  • Airレジハンディ   注文管理
  • Airペイ   決済
  • Airウエイト   受付管理
  • Airシフト   シフト管理/勤怠
  • Airメイト   管理分析
  • Airリザーブ   予約管理

私が経営する卓球センターでは、これらの中から、AirレジとAirリザーブのそれぞれ無料版を使っています。とても助かっています。

ツール

AirID(アカウント)があれば、どのサービスでも利用できます。

ただし、クラウドなので、ネット環境がないと使えません。

Airレジ

アプリの使用は無料ではありますが、iPadが必要です。また、必要に応じて、周辺機器のレシートプリンターとドロアも購入します。私の場合は、中古のiPadを入手し、レシートプリンターは、福岡市天神のビックカメラで新品を購入しました。

月別、日別の売上の推移、商品ごとの売上分析など、いろいろな機能があります。もちろん、他の有料アプリに比べれば、機能は少々劣りますが、ウチのような小規模かつメニューが少ない店舗では、これで十分賄えます。

また、Airレジを選んだのは、クラウド会計ソフトと連携できるからです。例えば、今日の売上合計は、自動的に翌朝、マネーフォワードに取り込まれています。いちいち日々の売上を入力(仕訳)しなくてもよいのでとてもラクチンです。

さらに、iPad(タブレット)は、場所を取らないので、その点も気に入っています。

Airリザーブ

当卓球センターは、予約、利用、支払いまで、原則として卓球場に人を置かずに運営しています(この単純なアイディアを思い付いたとき、少し感動しました。)。

予約については、紙での予約簿を卓球センターに配備して、お客様に自由に書き込んでいただいていました。しかし、中には、電話で予約されるお客様もいらっしゃいます。電話機は、私の税理士事務所に親機があり、子機は卓球センターと自宅の台所にそれぞれ置いています。普段は卓球センターには人が居ませんので、結果的に電話を取るのは私です(事務所に居る時間帯のみ)。事務所と卓球センターは、少し離れた場所にあります。

その場合、電話を受けた後、①お客様の希望日時が空いているかどうか卓球センターの予約簿で確認し、②事務所に戻って折り返し連絡し、③予約を希望されたらまた卓球センターの予約簿に書き込む、ということをやっておりました。

これでは、負担が大きいと考え、Airリザーブを導入した次第です。Airリザーブの機能では、当センターの予約方法を完全には対応できませんでしたが、無料なので妥協し、ギリギリの線で予約簿をクラウド上に置くことができました。

今では、多くの方がネットで予約していただいております。また、電話での予約の場合でも、事務所のパソコンで確認・予約・キャンセルができるので、移動することなく、直ぐに対応可能となりました。

まとめ

株式会社リクルートも事業としてやっておられますので、電話やメールで、有料版への営業はあります。ただ、当センターでは、有料版を使うには費用対効果が低いと判断しています。

営業のデメリットを差し引いても、これらのアプリを利用することで、当センターは大いに助かっています。このように、 Airビジネスツールズをブログで紹介することで勘弁していただければと思います。

なお、前述以外の他のツールは使っておりませんので、性能は不明です。

【編集後記】

また1件、講演の依頼を受けました。やりがいもあり、とても有り難いのですが、ここ数か月と来年3月までの自分のスケジュールに余裕がなくなってまいりました。

そのため、顧問契約している個人事業主については、来年3月の所得税及び消費税の確定申告が終われば、独り立ちしていただくよう計画しています。3名とも優秀な若者(たまたま30歳代ばかり)でクラウド会計ソフトを使っていただいていますので、確定申告書作成までのマニュアルを作って差し上げれば、来年以降は、ご自身でできると確信しています。(もちろん、一定のフォローはするつもりです。)

freeeが法人の申告用アプリを開発しました。申告ソフトを提供しているベンダーは、後塵を拝すかもしれません。今までのビジネスモデルがどんどん通用しなくなってくる時代が迫っています。

クラウド会計ソフトが普及することは止められません。今後は、税理士を不要とする方が増えていくことでしょう。若い税理士の方々は、将来の税理士界の様相を想像し、今、打てる手を打つべきだと考えています。

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